大自然の絵画・白馬の雪形


北アルプスは全国的にも有名な雪形の宝庫です。あの辺にあるよ、と言われただけですぐにわかる雪形から、いくら図で説明されても「???」というようなものまでたくさんありますが、ここでは代表的な白馬の雪形をご紹介します。雄大な山々の中から、自然が描いた絵を見つけ出すのが、雪形探しの醍醐味です。

 

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◆◆◆代掻き馬〜白馬岳◆◆◆

見頃・・・4月下旬〜5月下旬

     

白馬を代表する雪形といえば、「白馬岳」や「白馬村」の名前の由来にもなった、この「代掻き馬」です。この雪形は形もわかりやすく、かなりの大きさもあって、一度わかればすぐに覚えることができます。

なぜこの「黒い馬」が「白馬岳」の由来になったいきさつは、地図製作時に「代馬岳」を「白馬岳」と誤って当て字してしまったところによります。代掻きとは、田植えの前に田の土と水をかき混ぜて、田植えができる状態に準備することを言います。代掻き馬はこの代掻きの時期を教えてくれる雪形として、地元の人々に親しまれています。

■場所・・・白馬岳の中腹

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◆◆◆武田菱◆◆◆

見頃・・・3月下旬〜5月中旬

     

白馬の雪形の中では、代掻き馬に次いでわかりやすく、形の整った美しい雪形です。
この雪形が現れる五竜岳は、「後立山(うしろたてやま)」を音読みして「ごりゅう」になったという説と、この武田信玄の紋所である「御陵(ごりょう)」が転じて「ごりゅう」になったという説があります。

白馬村の中でも少し南側から見ると菱がきちんと分かれて綺麗に見ることができます。初心者にもすぐにわかるので、雪形の入門編としてもお勧めです。

■場所・・・五竜岳頂上付近

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◆◆◆種蒔き爺さん・婆さん◆◆◆

見頃・・・4月下旬〜5月中旬
      

     

小蓮華山の雪形のうちのひとつ。お爺さんとお婆さんが畑で種蒔きをする姿です。左の大きなかごを背負ったような雪形がお爺さん、右側の小さい雪形がお婆さん、さらに上のイラストの中で灰色に塗ってある部分は畑の畝を現していると言われています。種蒔き爺さんは小蓮華山、白馬乗鞍岳に3人生息(?)しており、この雪形はその中でもお婆さんを伴っているので、「爺さん婆さん」と対で呼ばれることがあります。

この写真は少し早い時期のもので、もう少し経つとおじいさんの頭とお婆さんがはっきりと現れてきます。

■場所・・・小蓮華山

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◆◆◆仔馬◆◆◆

見頃・・・4月下旬〜5月中旬
      

     

小蓮華山の雪形のうちのひとつ。白馬周辺には3頭の馬の雪形が現れます。最初に紹介した、一番有名な代掻き馬は雌馬、その他に雄馬(大変わかりにくい)、そしてこの仔馬がいます。

長期間変化の少ない代掻き馬に対して、仔馬は早い時期には胴体が部分がつながっておらず(写真はつながった直後位に撮影したもの)、ちょうど代掻き、田植えの時期に馬らしい形が完成することから、実は代掻きの目安にしていた馬の雪形は、代掻き馬ではなく、この仔馬だったという説があります。

この仔馬の雪形は白馬の中でも南の神城地区から見ると、より綺麗に見えます。

■場所・・・小蓮華山の稜線付近

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◆◆◆にわとり◆◆◆

見頃・・・4月下旬〜5月下旬
     

  

小蓮華山の雪形のうちのひとつ。別名尾長鶏とも呼ばれるこの雪形はかなり大きく、黒字に白く染め抜かれたその姿は、一度見ればすぐわかります。

白馬駅周辺で撮った上の写真では、にわとりが少し細長く見えますが、南の神城地区や大町市北部から見るととても美しく見ることができます。

■場所・・・白馬乗鞍岳

 

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